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二階堂明弘 境界線への思い その5

個展の中でお茶会を催すのは、
決して新しいことではないのですが、
うつわの楽しさや可能性の広がりを体感して頂くのに
「茶」が適していると思ったのです。

とは言え普通にお茶会をするのではなく、
より個展の色や「空間共有アート」として
自由に楽しんで貰いたいという思いがありました。

うつわに何かをのせる事から広がる可能性を感じてもらうには、
自分自身が他者を積極的に受け入れていきたいという思いもあり、
親交のあった更屋さんと共に今のありようで「茶」を楽しむ
「現代茶事」を催す事になりました。

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個と個が互いに思いを尽くす事によって、
個だけでは出来なかった空間や楽しみが生まれ、
うつわを通し繋がっていく可能性を感じる事が出来ました。

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その催しが、次の「境界線」に繋がる出会いや、
思いになって行きました。
by nikaidouakihiro1 | 2010-01-07 18:52 | コラム・制作ノート
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