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ご心配いただきありがとうございました
*二階堂の現状と今後の予定について、一部修正させていただきます。作品は一部破損を免れました。4月17日より、浅草橋・ルーサイトギャラリーにて、グループ展を開きます。詳細は改めて。ご来場お待ちしております。


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はなはだ僭越ながら、この度の震災で被害を受けた皆様に深くお見舞い申し上げます。一日も早い復興を心よりお祈りしております。二階堂明弘の拠点・栃木県益子町も大きな打撃を受けました。人間国宝・濱田庄司の益子参考館はじめ、町内に約40基ある登り窯の大半が損壊。陶器販売店や陶房の建物損壊、商品・作品の破損多数。被害額は日に日に増えているとも聞きます。



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陶芸家たちの多くは制作どころでなく、瓦礫の片づけや、被害がより甚大な僚友たちのサポートに追われているとのこと。二階堂も被災を免れませんでした。自宅も工房も激しく損壊。もはや再建不能。作品はほぼ全損。幸いにも地震前に転居が決まっていたため、現在はそちらでどうにか生活しています。妻子とは離ればなれのまま。制作再開のメドは未だ立っておりません。



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昨日送られてきた画像によって、被害の実状を初めてかいま見ました。家がやられたと聞かされていても、ここまでひどいとは正直想像していませんでした。東京で暮らす身には、なんだかんだと対岸の火事。電車が通常どおり動かない、節電で街が暗い、生活ツールが品不足などと云っても、さしたる痛痒はありません。益子よりさらにダメージを受けた地域の窮状は想像を絶するばかりです。



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二階堂が実行委員長を務める益子の若手陶芸家プロジェクト〈陶ISM〉は、今月予定されていたイベント中止のやむなきに至りました。メンバーたちは〈リビルド益子〉を組織、町の復旧に協力しつつ、再始動に向けて懸命の努力を続けております。茶の湯チャリティー「LOVE」など、〈陶ISM〉協力者による支援活動も動き始めました。関心を持っていただけたらありがたく存じます。



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「東北の人たちのように、命まで奪われたわけではない。生活の術が一切断たれたわけでもない。まずは自分たちの力で立ち上がるしかない。制作を再開できた時こそ、助けてくれる人たちがいてほしい」(二階堂)。売り上げをすべて渡すから、個展をやらないか。あるギャラリーのオーナーからオファーを受けたそうですが、いまの二階堂にはある意味酷な話。再起をじっと見守りつつ、励ましつつ、先々の活動に協力する。そういう「善意」も必要かと。



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今夏、都内の百貨店で〈陶ISM〉展が開催予定です。この催しを復活の狼煙としたい。作家として、プロジェクトのリーダーとして、執念を燃やす二階堂。辛いのは彼ばかりでないにせよ、俊英の捲土重来をぜひとも応援してください。本人になり代わりまして、平にお願いしておきます。
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by nikaidouakihiro1 | 2011-03-28 10:54 | ニュース